1466日目の5000メートルを歩き終わって、急ぎ帰宅して大阪マラソンを見ております。
トップグループが30キロ辺りの折り返しでコースを間違えましたね!
今回の大阪は上り坂を少なくするため
コースを変更した様ですが、最近のマラソン界では記録を重視する余りコースをいじり過ぎていると思います。
記録を重視する事ばかりに気を取られマラソン本来の面白さを失いつつあると思います。
コースごとに特徴があって平らなコースも有れば、のぼり下りの激しいコースがあって、それぞれの各コースでの勝負が本来のマラソンの面白さでは無いでしょうか?
オリンピックや世界陸上などの代表を選ぶ必要からそれぞれのコースの特徴を犠牲にしてタイムに拘るのは致し方ないとは思いながらも何か納得しにくいものが有り、ましてやコース変更が折り返し地点の誤認に繋がったのであるなら、残念です。
であれば代表選考レースは一本に絞るか?又は陸上競技場で行えば良いではないか!?と言う意見も出てくるかもしれません。
各マラソン大会の主催者はどんなにきついコースであっても自信を持って開催して、そのコースでの記録を大事にすべきだと思います。
マラソンに参加標準記録等が有る為に、選手は記録が出やすいできるだけ平らなコースへの出場を目指す様になり、以上の様な傾向は世界中で加速されてゆくのでは無いでしょうか?
パリ・オリンピックのコースはかなりの激坂があった様ですが、オリンピックの本番コースなのでコースの高低差に対しての批判は全くなかったと思います。
この傾向の被害者?だった『さいたま国際マラソン』でしたが、来月19日の《さいたまマラソン》の解説を承っておりますので、チャンスがあれば強く訴えたいと思います。

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